乾式工法
コアドリル工法
切削粉の課題をクリアし、高精度の穿孔で
屋外から屋内まで幅広く対応
概要説明
乾式コアドリル工法とは、刃先にダイヤモンド砥粒が埋め込まれた乾式用ダイヤモンドビットを高速回転させ、コンクリート構造物などを穿孔する工法です。
乾式穿孔用ノズルに集塵機のホースを接続し、ビット内を通じて集塵機に切削粉を回収する内部集塵方式と、コンプレッサーからエアーを送り込み切削粉をビット外部へ排出する外部集塵方式があります。アンカーなどを使って被穿孔物(コンクリート構造物等)に固定することで反力を確保するため、機械が小型軽量化されており、高精度の穿孔ができます。
主な用途
建築分野や土木分野など、多岐に及び活用されている穿孔工法です。
「建築分野」
電気工事: | 電線管・電話線などの配管(配線) |
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空調工事: | エアコン・換気扇などの給排気ダクト用 |
ガス工事: | 枝管・引き込み管の屋内配管 |
水道設備: | 水道管等の配管工事 |
「土木分野」
歩道工事: | ガードレールの取り付け穴 |
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下水道工事: | 枝管取り付けのヒューム管 |
擁壁工事: | 水抜き用下穴 |
トンネル工事: | 検査用コア、注入用コア |
橋梁工事: | 落橋防止装置の取付用、耐震補強工事用の貫通穴 |
防波堤工事: | 防舷材取付用の下穴 |
ダム工事: | 検査用コア |
「その他の応用分野」
ワイヤーソー作業のための通し穴、吊り穴穿孔、大口径アンカー、接着系アンカーなどの下穴の穿孔作業
特徴・メリット
①狭小エリアにも対応
無振動、かつ騒音がほとんど無い工法であり、機械がコンパクトなため、狭い場所での施工にも適応
②多彩な用途に使用可能
穿孔径はφ28~250まで用意があり、幅広い用途に対応
施工動画

施工実績
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