工法概要

施工性と安全性を向上
交通規制期間を大幅に短縮

サブマリンスライサー工法は、既設床版の下面から鋼桁との接合部を水平切断する特許技術工法です。

従来は床版上面に施工機械を設置する必要があり、長期の交通規制が課題でした。本工法では、床版下部に超低空頭仕様の乾式ワイヤーソー装置を設置し、床版とスタッド(ずれ止め)を一体で切断します。
これにより、交通規制期間の短縮と安全性の向上を両立します。

特許第7255803号
株式会社大林組と株式会社横河ブリッジとの共同開発

(従来工法は床版上面に機械を設置するため、交通規制が必要でした)
(サブマリンスライサー工法は潜水艦のように潜り込んで既設床版の下から施工します)

機構・仕組み

サブマリンスライサー工法は、床版下面に設置した超低空頭乾式ワイヤーソー装置により、橋桁と床版の接合部(ハンチ部)を水平切断する仕組みです。

●超低空頭乾式ワイヤーソー
ハンチ高約4cmの狭小部にも設置可能。水を使用しない乾式切断方式を採用します。
●水平切断機構
桁フランジ上面から約1cm上部の位置で床版を水平切断。スタッド(ずれ止め)も同時に切断します。
●安定状態での施工
床版が桁上に載った状態で切断を行うため、吊切り作業が不要。
構造物を安定させたまま安全に施工できます。

この機構により、工程短縮と安全性向上を実現します。

特徴・メリット

交通規制期間の短縮

床版上面を占用せず施工可能。交通規制期間を大幅に短縮します。

狭小部への対応

超低空頭仕様により、ハンチ部などの限られた空間でも施工可能です。

乾式施工による工程簡素化

切断水処理が不要で、作業工程を効率化できます。

吊切り不要による安全性向上

床版を安定させた状態で切断でき、作業リスクを低減します。

残置コンクリートの最小化

桁フランジ上面近傍で水平切断できるため、後工程の負担軽減に寄与します。

主な目的・用途 / 場所・環境・条件

目的・用途
  • 切断
  • 床版の切断・取替・撤去がしたい
場所・環境・条件
  • 橋梁
  • 道路
  • 鉄道
  • 交通規制の短縮
  • 人口密集地帯
  • 低騒音
  • 合成桁
  • 屋外施工
  • 正確な切断が必要
  • 水を使わない
  • 無振動
  • 狭小スペースでの作業
  • 短工期
  • 耐震補強
  • 複雑な形状への対応
  • 躯体に影響を与えない
  • 非合成桁
  • 高所

施工動画