工法概要

ウォータージェットによる非打撃式はつり
構造物を守る高品質施工

ジョイントの取替技術は、ウォータージェットによる非打撃式はつりを用いた伸縮装置撤去工法です。

劣化したジョイント部を高圧水で精密に除去し、構造物への負荷を抑えながら安定した施工品質を実現します。
打撃を伴わないため、周辺躯体や床版への影響を最小限に抑制します。

※特許第4975858号 阪神高速技術株式会社との共同開発

(止水堰はつり残し工法(特許第4975858号))

機構・仕組み

本工法は、ジョイント撤去を安全かつ高精度に行うため、以下の工程で構成されます。

①路下排水養生
ジョイント下部に樋を設置し、排水養生を実施します。

②ジョイント材撤去・目地切り
既設ジョイント材を撤去し、床版の目地切りを行います。
これにより、ウォータージェットはつり範囲と深さを明確化します。

③遊間止水・鉄板養生
床版間の隙間に止水材を設置し、舗装部には鋼板を敷設して保護します。

④ウォータージェットはつり
吸音カバーを設置し、コリジョンノズルによる高圧水ではつりを実施。
止水堰部分は意図的に残す「止水堰はつり残し工法」を採用します。

⑤止水堰撤去
残置部を用途・設計条件に応じて切断または圧砕し、再構築工程へ移行します。

特徴・メリット

無振動・非打撃施工

打撃を伴わないため、周辺床版や躯体への影響を抑制します。

高いはつり精度

自動制御により、均一な深さでの施工が可能。
新旧コンクリートの付着性能向上に寄与します。

省人化・品質の安定

熟練技能に依存しにくく、安定した施工品質を確保します。

騒音抑制と環境配慮

高性能吸音対策により、水流音の拡散を抑制。
市街地・夜間施工にも適用可能です。

主な目的・用途 / 場所・環境・条件

目的・用途
  • はつり
  • 道路・橋梁の伸縮装置撤去工事がしたい
場所・環境・条件
  • 橋梁
  • 道路
  • 交通規制の短縮
  • 人口密集地帯
  • 低騒音
  • 屋外施工
  • 正確な切断が必要
  • 無振動
  • 短工期
  • 複雑な形状への対応
  • 躯体に影響を与えない
  • 高い付着強度
  • 高精度な深さ制御