工法概要

コンクリートと岩盤の同時除去も可能な、
環境配慮型の省エネルギー工法

放電破砕工法は、高電圧を瞬間放電できる装置と、放電チップおよび専用反応液を封入した放電カートリッジ「エコリッジ」により構成される破砕工法です。
電源装置から高電圧(1.5kV~6kV)を高速供給することで、カートリッジ内部で放電現象を発生させ、瞬間的な膨張力(破砕力)を生成します。
発生した内部圧力によりコンクリートや岩盤を内側から破砕します。破砕力はカートリッジサイズにより調整可能で、対象物に応じた制御が可能です。

機構・仕組み

放電破砕工法は、電源装置と放電カートリッジ「エコリッジ」によって構成されます。

電源装置から1.5kV~6kVの高電圧を瞬時に供給すると、カートリッジ内部の放電チップが火花放電を発生させ、専用反応液と化学反応を起こします。

この反応により瞬間的なガス膨張力が発生し、内部圧力によって構造物を破砕します。

破砕力はカートリッジサイズにより調整でき、対象物や施工条件に応じた制御が可能です。

特徴・メリット

騒音・振動の抑制

破砕力を制御できるため、騒音や振動を抑えた施工が可能です。

高硬度材への対応

硬岩(一軸圧縮強度350MPa級)や鉄筋コンクリートにも適用可能です。

操作性の向上

装置およびカートリッジの取り扱いが比較的容易で、施工性の向上に寄与します。

周辺躯体への影響低減

隣接構造物との間に適切な離隔があれば、周辺躯体への影響を抑制できます。

事前準備の簡略化

特定の火薬類を使用しないため、施工時の法的手続きが簡素化されます。

主な目的・用途 / 場所・環境・条件

目的・用途
  • 破砕
  • 無筋コンクリートを解体したい
場所・環境・条件
  • ダム
  • トンネル
  • ビル
  • 上下水道
  • 工場
  • 橋梁
  • 港湾
  • 発電所
  • 道路
  • 鉄道
  • 人口密集地帯
  • 低騒音
  • 屋外施工
  • 水を使わない
  • 無振動
  • 狭小スペースでの作業
  • 短工期
  • 複雑な形状への対応
  • 躯体に影響を与えない
  • 高所